NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルとは?

海洋ごみ問題解決に向けて活動する団体

海洋ごみ問題解決に向けて、2020年から活動を始めた日本発祥の団体です。

略称はクリアンです。

2022年のOECDのレポートによると、3000万トンの海洋プラごみが世界に堆積しており、毎年170万トン以上の海洋プラが流出していると推定され、このままいけば2050年には魚よりも海洋ごみが多くなるほどの危機が迫っています。

解決のためには、新たな海洋ごみ流出量削減と既に存在している海洋ごみ回収量増加、回収した海洋ごみの再資源化量を増やすための実践な仕組みを構築しなくてはいけません。

海岸だけではなく海上・海底に放置され続けている海洋ごみの回収技術開発・調査・再資源化連携を軸に、今まで巻き込むことができなかった層の人々も仲間にし、クリーンオーシャンという世界に向けてアンサンブルに活動を進めていきます。

クリアンのロゴは、”海洋ごみ回収からアンサンブル(多くの人と共)に綺麗な海を次世代に残す”というメッセージを込めています。

クリーンオーシャンアンサンブルが
取り組む海洋ごみ問題の課題

海洋ごみ問題の5難

海洋ごみ問題を取り巻く社会課題

クリーンオーシャンアンサンブルが
目指す海洋ごみ経済圏

目指すのは「継続」「拡大」「協働」

これからの注力ポイントとして、1つ目は「活動の継続」。一時的なイベントではなく、海洋ごみ回収活動を継続することでインパクトを増大できるような活動を目指しています。
2つ目は「活動地域の拡大」。日本全国・世界で活動展開できる体制を2030年までに目指しています。各地域で活動されている漁業者・企業・環境団体・研究機関と一丸になってこの問題に立ち向かっていきます。
3つ目は「他分野・業界との協働」。海洋ごみ問題解決には社会の仕組みを変える必要があると考えています。そのためには、分野・業界・国境の垣根を越えた連携・協働が重要です。仕組み作りや技術面でイノベーションを起こせるパートナーと手を取り合い実践的な挑戦を続けていきます。

クリーンオーシャンアンサンブルの活動

メイン事業の「海洋ごみ事業」とサブ事業の「環境教育事業」の2つの事業で海洋ごみ問題解決に貢献します。

代表メッセージ

一度流出した海洋プラごみは、

半永久的に分解されないため回収するしかありません。

海洋ごみ問題を解決する上で、

ビーチクリーンでの回収量を増やすこと、

今まで放置されていた場所(海上や海底)の海洋ごみ回収方法を確立すること、

回収海洋ごみの再資源化量を増やすこと、

新たな海洋ごみの流出を減らすこと、

これらを支える仕組みを作り、継続することが大切だと考えています。

現経済システムでは解決できない海洋ごみ問題には、

持続可能な新たなビジネスモデル構築と社会全体の仕組みを変える必要があります。

より多くの人に海洋ごみ問題を自分ごととして感じてもらい、

魚よりも海洋ごみの量が増える未来予測を変えたいと思っています。

Clean Ocean Ensembleの活動は、皆様からの応援・ご協力・ご寄付が必要です。

応援よろしくお願いいたします。

NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル

代表理事

江川 裕基

Yuki EGAWA

クリーンオーシャンアンサンブルが成すこと

長期的かつ持続可能な海洋資源利用の実現のため、

革新的な回収技術開発やビジネスモデルの確立、

海洋ごみ低減に向けた持続可能な回収システムの仕組み作り等に取り組む。

わたしたちだけではできないことをあなたと一緒に。

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