海洋ごみを回収・調査・再利用する

1.回収技術開発:回収困難な場所にある海洋ごみの効率的な回収方法を実現する

海岸よりも多い量の海洋ごみが海上・海底に放置されています。

一度流出してしまった海洋ごみの中で回収困難なのは海上・海底にあるごみです。

これらの場所にある海洋ごみの回収活動には今までの方法とは異なったアプローチが必要だと考えています。

他エリアで展開可能な技術開発活動を通して、より多くの人々に注目していただき海洋ごみ問題解決のきっかけを作り出していきます。

2.調査:強いインパクトを生むために海洋ごみを調べる

海洋ごみの現状を改善するために調査をしています。

海洋ごみの回収時点での位置情報・時間・組成の見える化・定量化を進めています。

現場でのデータを積極的に発表していくことで社会へのインパクトを生んでいくと考えています。

3.分別型ビーチクリーン:調査をしながら海洋ごみを回収する&再利用につなげる

分別型ビーチクリーンを小豆島坂手地区で行っています。

袋ごとに分別回収し、それぞれの重さを測ることで漂着ごみの組成と量の調査を行なっています。

また、再利用量を増やすためには素材ごとに分別しなくてはいけないので、回収段階で分別という工程を行っています。

この活動は小豆島町坂手にある多尾海岸で、地元住民や島外の方も参加できる月一のイベントになっています。この活動は誰でも参加できる活動として、より多くの方に参加いただき、実践的な活動をしているクリアンメンバーと意見交換することで海洋ごみの現状を知るきっかけや仲間を増やしていきたいと考えています。

4.再利用:リサイクル&アップサイクル量を増やす

回収した海洋ごみは再利用量を増やせるように分別・洗浄等を行なっています。

それぞれの素材ごとのリサイクル・アップサイクル連携を増やすことで海洋ごみの再利用量を増やしています。