海洋ごみを調べる
海洋ごみの調査は、海洋環境の保護と持続可能な利用のために重要なステップです。海洋ごみは、動植物への影響や生態系のバランスを崩す原因となり、長期的には人間社会にも多大な影響を及ぼします。ビーチクリーンや回収装置による海洋ごみの回収などを通して調査を実施しています。このような調査を通じて、海洋ごみ問題に立ち向かうための実践的な解決策を模索しています。
調査方法
1.回収
ビーチクリーン、回収装置などで海洋ごみを回収します。

2.分別
ビーチクリーンでは効率よく分別するため、「分別回収型ビーチクリーン」を導入しています。回収した海洋ごみを12種類に分別します。

3.計量及び外観撮影
分別した海洋ごみの重量を記録し、写真を撮影します。

4.データ整理
分類毎に重量、重量分率を算出します。また回収したごみのうちどれくらいが資源になるのか、再資源化率も算出します。データを採取した日付、場所及び回収時の人数(そのほか天候、風、潮流等のパラメータ)も記録し、海洋ごみ回収量との関係を明らかにします。

5.データの共有
データは毎月更新し、ホームページやSNSで公開しています。
