なぜ回収装置開発に取り組んでいるのですか?
人がアクセスすることが難しい海上・海中・海底に分解されない海洋プラが残っているため、回収しないと悪影響を及ぼし続けます。1つ残らず放置されている海洋ごみの回収ができる技術・これらを効率よく回収する技術を開発し、海洋ごみゼロの世界実現に貢献したいという思いから回収装置開発に取り組んでいます。
回収装置でどれくらいの海洋ごみが取れますか?
開発段階の為、微量の海洋ごみ回収のみとなります。
回収装置は1種類ですか?
現在は定置網式の回収装置1種類のみを開発していますが、今後は様々な漁法を参考にした海洋ごみ回収装置を複数タイプ開発していきたいと考えています。
回収装置開発の課題は何がありますか?
主に4点あります。①回収装置の回収性能の向上(機能面)②回収条件の明確化(効率的な回収に向けた調査)③回収装置のコスト減少(量産化に向けた低コスト設計)④回収装置のメンテナンスフリー(海に関わる方が比較的簡単に扱え、メンテナンスの手間も少ない設計)
回収装置を使ってどのように海洋ごみ問題を解決していくのですか?
全国展開・世界展開できる回収装置を開発することで、海に関わる漁師・マリンプレイヤー等が扱いたくなる様な回収装置を量産し、回収プレイヤーを増やし、回収困難な海洋ごみの回収量を上げます。回収装置という新しい技術を軸に、話題性を集め、人々へ関心を持つきっかけを作り発生抑制につなげます。また、回収業回全体のマーケットを成長させ、ボランティアではない回収困難な海洋ごみ回収は仕事として成り立つ新しい仕組みを構築し、世界プラスチック総生産量の1%流出をカバーできる回収量を持続的に達成していきます。
個人寄付はどのようにできますか?
寄付するページからクレジットカードでの寄付と口座振込での寄付ができます。
法人寄付はどのようにできますか?
寄付するページからクレジットカードでの寄付と口座振込での寄付ができます。
領収書は発行できますか?
可能です。ご希望のお申し出を受けた後、発行してご登録のご住所へお送りいたします。
寄付は税金控除の対象ですか?
申し訳ありません。弊団体は「特定非営利活動法人」のため、寄付金控除の対象とはなりません。
活動・運営費用はどのように得ているのですか?
個人と企業からの寄付・協賛金を募ったり、民間助成金を申請して活動・運営費用を得ています。
自分達の会社や組織でクリーンオーシャンアンサンブルに貢献できますか?
企業協賛での資金提供・得意としている分野のサービスの提供で貢献することができます。
個人でクリーンオーシャンアンサンブルに貢献できますか?
SNSでの情報拡散・定期イベントへの参加、マンスリーサポーター等の寄付での資金提供で貢献することができます。
自分達の自治体での活動展開で貢献することはできますか?
回収した海洋ごみの処理と漁協との連携調整、各種団体との協働調整で貢献することができます。
海洋の専門家として何か貢献できますか?
回収装置の設計と3Dモデルとミニチュア版でのシュミレーションと流体力学を利用した計算等で貢献することができます。
メディアでの取材はできますか?
メディアでの取材は受け付けています。詳しい依頼内容はお問い合わせページからご連絡ください。
広報活動で何か貢献できますか?
SNSでの情報拡散・メディア取材紹介等それぞれが得意とする分野の広報活動で貢献することができます。
回収した海洋ごみは全て再利用できますか?
陸のごみを全て再利用できない様に、回収した海洋ごみの全てを再利用することはできません。
再利用できる海洋ごみは何がありますか?
硬質プラスチックのポリプロピレンとポリエチレン、鉄、瓶、缶、マメカン、一部の漁具等は再利用できます。
具体的な再利用方法は何がありますか?
洗浄して乾かした後、そのまま使ったり、裁断し熱加工して形を変えたりします。また、アートの素材として再利用する等の方法があります。
海洋ごみの再利用量を増やすためには何が課題ですか?
海洋ごみに付着している塩分と有害物質の除去(100%の除去は不可能)をするために洗浄・乾燥の工程が必要です。陸のごみでも、マテリアルリサイクルはコストが高いのでコストを下げるための工夫が必要になってきます。
海には何トンの海洋プラごみが存在していますか?
現時点で、推計約1億5000万トンの海洋プラごみが海に放置されています。
全ての海洋プラは海面に漂っていますか?
ペットボトルの様に全ての海洋プラが海面に漂っている訳ではありません。大部分の浮力が小さいレジ袋の様な海洋プラは海底に沈みます。
海洋プラ破片はほとんどがマイクロプラスチックですか?
確認されているのはほとんど海洋プラ破片が大きなプラスチックです。
波と紫外線の影響により、時間と共にマイクロプラスチックの量は増えています。
マイクロプラスチックとはどういうものですか?
約5mm以下のプラスチック破片をマイクロプラスチックと呼びます。
海洋プラはなぜ有害なのですか?
半永久的に分解されないため、生物被害・経済損失・人体の健康被害等に影響を及ぼしてます。
また、海中に漂っている有害物質がプラに付着し、食物連鎖により人間に取り込まれるため、深刻な健康被害の可能性が示唆されています。